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ドローンを活用した取り組み

■新たな取り組み

      ドローン撮影から3Dモデル作成まで
❏新たなニーズの発掘、技術開発
 ➢ 3Dプリンターとの組合せ
   空中写真測量の解析結果を利用した3Dモデルの作成。
 
 ➢ 3次元点群測量と3次元設計
   国土交通省が推進しているi-ConstructionやCIMの取り組みへの対応。
       
   「こんなことができないか?」
        「ドローンだったら安く早くできるのでは?」
 
まだまだ可能性の広い技術です。試験的なフィールド提供とご要望をお待ちしております。

■既存業務での活用

    斜面崩壊の状況把握

❏ 既存技術の置き換え

地形図をオルソフォトで代用

 事業化検討段階において、地形測量を行わずUAV空中写真測量で作成したオルソフォト上で計画検討を行った事例あり。条件によっては従来の地形測量が全く必要なくなります。

 仮検討ではありますけど測量図面ではなくオルソ上で設計したこともあります。でも、そんな条件のいいケースはほとんどありません。既存の測量技術も大事になります。

 

正面オルソをベースマップとして擁壁の変状を整理

 スケッチは作成する人のセンスが大事ですが、オルソだと写真なので誰が作っても同じ見映えのものができますし縮尺も正確です。

 

❏ これまでできなかったこと

 ➢ 局所的(小規模)な空中写真測量

 ➢ 災害現場での安全な状況把握

 ➢ 無足場で高所を近接点検

出前授業など

    つるぎ高校での授業
つるぎ高校での出前授業
 建設科3年生24人を対象にドローンを利用した最新技術の解説と操作実習をしました。徳島県教育委員会ホームページ(徳島の教育振興施策)やつるぎ高校ホームページに概要が掲載されています。
 
洲本城復元模型作成のお手伝い
 つるぎ高校の建築クラブが行っている洲本城復元模型作成の資料となるオルソや3Dモデルの提供。つるぎ高校生が2月10日に洲本市史料館で中間発表を行います。
 

イベント利用など

むぎいろフェスティバル(人文字撮影)
イベントでの利用
   ◆伊島ささゆりまつり・・・オルソ提供、3次元モデル閲覧
       ◆むぎいろフェスティバル・・・人文字撮影
 
発注機関等でのデモ飛行や活用方法の紹介
     機会を頂ければ当社の取り組みのご紹介やデモ飛行をしています。

■教育・訓練

   土地家屋調査士会での講師
(Off-JT)
・H29.2.15
 「実務者のためのUAV利活用セミナー」    (公社)測量協会
 
・H29.6.19~6.23
「第26回 ドローン(UAV)運航・3次元計測スクール」国際航業(株)
 
・H29.10.19~10.20
「UAVを用いた三次元計測とその利活用(基礎編)」(公社)測量協会
                           ・・・ほか
 
(OJT)経験業務
・普通河川の管理用オルソフォト作成                L=5km (8河川)
・空中三角測量による既設基準点の精度検証           N=14点
・オルソフォトを利用した既往地形図の検証           A=0.1km2
・ドローン(UAV)に関する研修会(徳島県土地家屋調査士会)での講師
・建築物の屋根、外壁点検用オルソフォト作成
・古墳の三次元データ作成(地表部のみ)

■関連法規への対応

      許可・承認書
『航 空 法』
 昭和コンサルタントでは日本全国で1年間の「無人航空機の飛行に係る許可・承認」を国土交通省より受けており、改正航空法で規制のかかるDID地区における飛行、人・物件との離隔30m未満での飛行、目視外飛行、夜間飛行をすることが認められています。
 また、むぎいろフェスティバルの人文字撮影では、航空法の規制があるイベント上空での飛行となり承認を受けていなかったため、あらためて申請し、承認を受けてから飛行しました。
 
航空法に係る飛行の経験
 ・市街地(DID地区)での飛行     徳島市、洲本市
 
 ・人、物件から30m以上近接    狭隘箇所からの離着陸・建物の点検       
                ・イベント
 
 ・イベント上空の飛行              むぎいろフェスティバル
 
電 波 法』
 総務省は平成28年8月にドローンを視野に入れて無人移動体画像伝送システムを業務用として制定しました。これを利用するには第三級陸上特殊無線技士以上の資格と無線局の開設が必要となります。昭和コンサルタントでもそれに対応するために資格を取得しました。
           第二級陸上特殊無線技士              2名

■資格

 平成30年1月現在、ドローンを飛行させるために資格は必要ありませんし免許制度もありません。しかしながら新しい技術について説明するには漫然と練習して自己満足するだけでは信用してもらえません。昭和コンサルタントでは勉強・実技訓練・実業務等での経験を通して得た知識と技術について第三者の証明を受けるとともに自己研鑽のためにも関連資格の取得に努めています。
 
・無人航空従事者(ドローン検定)           1級―2名、2級―2名
 ドローンに関連する法規・技術・知識を網羅した筆記試験。
 
・JUIDA認定 無人航空機操縦技能          1名
 JUIDA(ジュイダ:一般社団法人日本UAS産業振興協議会)が認定。ドローンを運用するための基礎について座学1日、実技2日の講習を修了したことの証明。
 
・JUIDA認定 安全運航管理者    1名
 航空機で求められるリスクアセスメントをベースにした、ドローン安全運航に関する課程を修了したことの証明。

画像

    つるぎ高校での練習
  ドローン操作体験(徳島新聞)
    伊島オルソ画像
     のり面の高所点検
   洲本城(上空から)その1
   洲本城(同じところ)その2
    土地家屋調査士会 (実演)

ドローン動画

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