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コンクリート診断士合格!
2017-09-16
我が社では維持管理分野にも力を入れています。今年度、私はコンクリート診断士試験に挑戦しました。結果、初挑戦で合格!
コンクリート診断士とは、コンクリート構造物の劣化診断・維持管理の知識・技術を保有していると公益社団法人コンクリート工学会が認定した技術者に与えられる民間資格です。合格率は15%程度。勉強していて、これは難しい試験だと思っていたので本当にうれしいです。論文の点数は分からないのですが、択一は28/40正答でした。
記述問題Aは「熊本地震などの災害を受けた被災後の使用性と復旧性に対して、コンクリート診断士としてどうアプローチするか?」で、記述問題Bは「30年供用後の橋梁の調査・診断・対策工の立案」を選択しました(もう1問は煙突の問題)。記述問題は量ではなくて質が求められます。
気付くべきキーワードをピックアップして、それに対して正しい診断をすることができるか?そして妥当な対策工が選定できるか?が採点対象であって(当たり前ですが)、どれだけ埋められるかは、あまり関係ないようです(参考書によっては埋めることが大事だと書いてありますが)。実際、私は問題Bを6割ちょいしか埋められてません。
去年はRCCMを受けましたが、管理から専門技術まで範囲が幅広過ぎるので勉強してて「キリがないな・・・」と思ってましたが、コンクリート診断士は限られた分野を一連の流れで理解する必要があるので勉強していて身につく実感がありました。
実務をするには資格(知識・技術)だけでなく経験も必要ですが、自分と会社の挑戦したい分野の資格をもっと取って可能性を広げることができたらいいなと思っています。
ドローン活用担当リーダー