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高野山龍神ウルトラマラソンへ修行に行ってきました。
高野山龍神ウルトラマラソンへ修行に行ってきました。
西日本一過酷と言われる100kmマラソンです。
何が過酷かというと、高低差が凄い!
上ったり下ったりしますが、上りだけの合計が3,100m以上有ります。
それから後半の関門の時間制限(○時までにこの地点を通過していないと、体力有っても走らせませんと言う奴)が厳しいんですねぇ(^^;
それプラス運営体制がいまいちで、どのエイドステーションにどれだけの量の水分や補給食が必要なのかと言うのが分かっていないため、55kmで折り返して12kmの急坂を上り切った所に、本来有るべき、うどんやカレーが品切れで、チョコと水しか無いという有様。
普通の100kmマラソンを何度も完走出来ている人でも、栄養不足で何人もリタイヤしていました。
私は最近エイドステーションの少ない山のレースに参加していたため、予備のエネルギーゼリーをいくつか持っていたので、エネルギー切れにはなりませんでした。
しかし、スタート前から右足の母子球辺りが痛く、暖まって痛みが引けば何とかなると思ってスタートしたものの、暖まっても痛みが治まらず、スピードが上げられませんでした。
結局86kmの関門に引っかかり、最終ゴールまでは、残り14kmで1時間45分も有るのにタイムアウトとなりました。
ここからは、下り基調なので、この関門をクリア出来れば何とかゴール出来る残り時間だったのです。
完走出来なかったのは残念ですが、体力的には問題無く、足裏の痛みを克服できれば西日本一過酷なウルトラでも完走は出来るレベルにいることは分かりました。
過去10年で足の痙らなかったレースは今まで1回しか有りませんでしたが、こんな過酷なレースで痙らなかったのは嬉しかったです。
次回開催されればまたチャレンジして今度こそ完走したいと思います。
宿泊は宿坊に泊まり、精進料理を食べました。
レースの翌日には早朝6時からお坊さんのありがたいお話が有りましたが、さすがに疲労で参加する気になれませんでした。
高野山の見所を3箇所ほど回ってなんとか無事帰ってくることが出来ました。
奥の院では、豊臣秀吉・福助・アデランスの墓やロケット型の墓と普段見られないお墓が沢山有りました。
普通はお墓なんて写真に撮るものでは無いと思いますが、ここは見学して貰うための珍しいカタチのお墓が多かったです。
今回はスケジュールの関係で車で行ったのですが、100km走った後にアクセルやブレーキが踏めるだろうか?と心配しましたが、その辺りの筋肉は案外使わず、眠気さえ無ければいけることも再発見できた旅でした。
走る総務課長