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立山黒部アルペンルートと白川郷・高山

2017-08-21
スタートは扇沢駅 トロリーバス 標高1433m
    黒部ダム 放水中 標高1470m
         遊歩道
       室堂 標高2450m
     富山駅前 信号機は縦型
         白川郷
いつかは行って見たかった立山黒部アルペンルートと白川郷・高山に行きました。
 
新宿からツアーバスに乗って4時間くらいで、スタート長野県側の扇沢駅に到着です。少し肌寒い。
 
トロリーバスに乗って、黒部ダムに来ました。迫力あるえん堤の高さは186m! 2億m3の水をせき止めることができるみたいです。
えん堤は遊歩道として整備されてました。
 
ケーブルカー → ロープウェイ → トロリーバス を乗り継いで、室堂です。
曇りだったので、うしろに立山連峰は見れませんでした。次回のお楽しみと言うことで。
写真に写っているのは、吹付コンクリートではありません。雪が残ってます。
 
高原バス → ケーブルカー → 富山県側の立山駅。
ここで、待機していたツアーバスに乗って富山駅前に到着です。ちなみに、雪が積もるといけないので、信号機は縦型みたいです。
 
翌日、岐阜の合掌造り集落の白川郷は、すばらしい眺めでした。高山ラーメンおいしかったですね。大満足の旅路でした。
新宿へ。そして徳島へ。 
 
大人の社会見学より

産業用ドローンと民生用ドローンの差【カメラ】について

2017-08-10
チェック
       産業用ドローン スパイダー
      民生用ドローン ファントム 全体に暗めです
      産業用ドローン スパイダーからの対空標識
  民生用ドローン ファントムからの対空標識 少しボヤけてます
 
7月29日(日)徳島県土地家屋調査士会の研修では産業用ドローンと民生用ドローンを飛ばしました。TSCさんからそのときの写真データを頂いたので、どう違うのかくらべてみました。
 
Phantom4はジンバル付きカメラで別のカメラに取り替えることができませんが、産業用ドローンはペイロードを超えなければ、任意のカメラを利用できます。
 
TSCさんのSPIDERはソニーのミラーレス一眼 α7IIを使っているそうです。Phantom4のカメラとは、こんなにカメラの性能が違います。
 
■Phantom4内蔵カメラ
センサー:1/2.3型(5.9mm×4.4mm)、1200万画素
焦点距離:3.6mm
■SPIDER (SONY α7II)
センサー:35mmフルサイズ(35.8mm×23.9mm)、約2470万画素
焦点距離:35mm(単焦点レンズ使用)
 
これらが、今後の測量にどう影響していくのか注視しています。
 
なお、左がSPIDERで、右がPhantom4で撮影した対空標識の写真です。撮影高度は40mくらい。
 
この写真上の対空標識に座標を設定していきますが、どこが座標と対応する位置なのか分からないと精度管理ができません。この撮影高度ならPhantom4でも判別できますが、100mだと判別が難しい。
もう一つ、測量士の勉強をした方はお分かりだと思います。空中写真測量の精度にかかわる地上画素寸法は、イメージセンサー(撮像素子寸法)と撮影高度と焦点距離で決まります。
地上画素寸法が10cmなのに5cmものを表現するのは無理がありますよね。

Phantom4だとセンサーと焦点距離を変えられませんので撮影高度で調節することになります。
Phantom4でもこれくらいの高さなら地上解像度が2cm以内なのでそれなりの精度を出すことができますが、100mを超えると地上解像度が4cmを超えます。対して、α7IIだと100m程度でも地上解像度が2cm以内となります。

前の地理院のUAVの測量マニュアルだと地上解像度が1cmであることが求められました(今は2cm)。これはPhantom4だと高度20mで飛ばさないといけませんが、SPIDERだと高度60mくらいまで上げても大丈夫です。
 
高度を上げることができるメリットは次のようなものがあります。
(1) 高度を上げるほど1枚あたりの撮影範囲が大きくなり、写真の枚数が減る。
(2) 運航スピードを上げることができ、撮影時間を短縮できる。
(3) 写真が減ることで解析時間(SfM)が短縮できる。
(4) ビルや送電鉄塔などの高層建造物や地形・木などの障害物を気にしなくてすむ。
なので、高く飛ばすほうが楽になります。
 
ドローン活用担当リーダーより

ドローンのスクール行ってきました

2017-08-09
重要
         豪華過ぎて、ちょっと恥ずかしい・・・
 6月に国際航業株式会社が主催する「ドローン(UAV)運航・3次元計測スクール(初級コース)」を受講してきました。実技と安全管理などの基礎、そして測量への活用についてと、みっちり5日間のスケジュールです。
 
 スクールを受講するまでは、外の方にもアドバイスをもらいながらも自分たちで試行錯誤しながらやっていたのですが、仲間うちだけで試行錯誤をしていると「思い込み」を残したまま進んでしまっていることがあります。今回のスクールは基礎を学ぶのはもちろんですが、自分の経験を違った目で見直す意味でも本当にいい経験になりました。

 安全運航管理カリキュラムでは、具体的にリスクマネジメントの考え方を適用する初めての機会になりました。この講座を受けるとリスクマネジメントができないと怖くてドローンの業務運航なんてできませんね。
 
 このドローンスクールを受けると、JUIDA(一般社団法人 日本UAS産業振興協議会)の『無人航空機操縦技能証明書』と『無人航空機安全運行管理者証明書』を取得することができます。

 日本ではまだドローンの運航に資格が必要ではありませんが、新しい分野ということもあり、信用を頂くためにも資格の取得をするようにしています!
 
ドローン活用担当リーダーより

台風5号に関する氾濫状況の調査

2017-08-07
        台風5号の進路
        水位観測してます。
最大時間雨量30mm/h、累計雨量115mmくらいでした。
8月7日(月) 台風5号について氾濫状況の調査をしています。
 
河川では、堤防によって守られた人が住んでいる側、家屋などが建っている側を「堤内」、また、堤防の川側を「堤外」と言います。そして、「堤内」の河川の水を内水、「堤外」の水を外水と言います。
 
雨が降ったときの氾濫には二種類あって、「外水氾濫」と「内水氾濫」があります。今回の調査では「内水氾濫」を対象にしています。
 
「外水氾濫」は、大雨などによって川の水が堤防を越えてあふれたり、堤防の土砂が流されて決壊することを言います。
 
「内水氾濫」は、内水の水はけが悪化し、道路、土地、建物などが浸水することを言います。
具体的には、雨の量が側溝・排水路やポンプ施設などの能力を超えて、排水できなくなります。また、支川が本川に合流するところでは、本川の水位が上昇すると、本川の外水が支川側に逆流することもあります。そのために、樋門や排水機場等が設置されます。
 
最近、特に都市型水害と言う言葉をよく聞きますが、その要因として①局所短時間での豪雨(通称:ゲリラ豪雨)の激化や頻度増加、②農地などが開発されて、雨水が浸透しにくいアスファルトやコンクリートに地面が覆われることによる保水機能の低下、③地下利用などによる被害増大などが考えられます。
 
このような所では、降った雨水のほとんどが一気に流れ出して、「内水氾濫」により家屋、地下室などの浸水被害を起こします。
 
今回、調査をした箇所では大きな被害を出すような「内水氾濫」はありませんでしたが、これまでに「内水氾濫」が報告されている箇所で、実際に現地で起こる現象を把握することは非常に大事なことです。被害軽減のための対策をするには、調査結果が対策の検討につながるようにとりまとめなければなりません。
 
ドローン活用担当リーダーより

ホット一息

2017-08-07
休日は、家の愛犬と遊びます。
やっぱり、この子達が私の心身共を癒してくれます(●^o^●)
かわいーねー(^-^)
LV39 こまねち
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