ブログ
スタッフブログ
洲本城でドローン撮影
平成29年7月30日(日) 洲本城跡 ドローン空中写真撮影
徳島県立つるぎ高等学校建設科の建築クラブでは、洲本城の再現模型の製作に取り組んでいます。私たち昭和コンサルタントも縁あって少しですがお手伝いをすることになりました。以前、6月8日に学校で新しい建設技術を知ってもらう目的で、ドローン公開授業を行いました。今日は、洲本城跡のオルソ写真を作成するために、ドローンで空中写真撮影をしてきました。洲本市教育委員会の方のお話を頂いてから、私が飛行計画の説明をした後、先生方や生徒に分担して配置についてもらって、安全のための監視を手伝ってもらいました。
できるだけ早く取り掛かろうと10時前には飛行を始めましたが、上空は霧の中。50mも上げるとボヤ~っとして解析に使えないような写真しかとれません。ドローンも霧で濡れてしまったので少し待機。山の下の市街地から撮った写真でも城の辺りがガスっているのが分かります。
30分ほど待機してもあまり晴れないので、ガスの影響を小さくするため、本丸付近に範囲をしぼって高度を下げた空中写真撮影をしました。
本当は見通しの良い本丸を離発着ポイントにして全体を撮影する予定でしたが、本丸より西の丸の標高が少し高いため、西の丸付近に移動して空中写真撮影をすることにしました。
西の丸には、監視員として待機していた班がいて、トラブルでずいぶん待たせてしまいました。ごめんなさい・・・。
結局、西の丸で飛ばす頃に少し霧が晴れてきたので、高度を上げて広範囲の写真を撮影することになりました。こちらは木で覆われている箇所が多いので高度を上げてやらないと一致点を検出しにくくなります。西の丸からは140枚ほど。
生徒たちは本丸で石垣の計測をするため、こちらの班は武者溜まりに移動して撮影飛行。武者溜まりからは90枚ほど。
本丸側で監視していましたが、海側に鳥がいっぱい飛んでいて少しヒヤヒヤしましたね。
小さいドローンだと鳥に掴まれて持っていかれることがあるそうですよ!
作業後は、つるぎ高校の先生方と生徒たちと昼食をご一緒して、徳島に帰ってきました。
洲本城でドローン撮影の追記です。
この時期、ドローン飛行に向いた風の無い好天は、とても暑くて汗ダラダラです。
帰る前に洲本城跡の下の大浜海水浴場で体を冷やそうと海パンを持ってきていたのですが、なぜか他の二人は持ってきていないので諦めました。
土地家屋調査士会 ドローンに関する研修会
ドローンのSPIDERとMatrice600を飛ばして頂きました。
写真見ていただいてわかるように快晴!風は吹いて1mほどの蒸し風呂状態です。
そこでこんな機会に正しく理解してもらって、今後の展開がよい方向に進んでいくように少しでも力になりたいと思います!
機会を頂いた徳島県土地家屋調査士会様、ご協力頂いた株式会社TSC様、本当にありがとうございました。