ブログ
スタッフブログ
津乃峰山の洞窟でSLAM計測
天気には勝てないので、気象情報を高精度化する
「大変になった」の正体は3次元化の副作用
当社で経験した3次元化の失敗例3つでした。 でも記事として書いてみると、結論としては発展性があるなと改めて思いました。
3つに共通するのは、「見えるようになったこと」です。
・見えると気になる
・見えるとごまかせない
・見えるとイメージ共有は簡単になる
2次元では課題になりえなかったことが、業務の解像度が上がったことで、これまで目立たなかった部分が課題となりました。
ある意味では3次元化の副作用です。
でも、その副作用を乗り越えることで、これまで設計の現場で課題として解決されなかった部分を設計の段階で解決して、後の工程につなぐことができるようになったと考えるべきだと思います。
当社では、とても多くの失敗例があります。
また機会を改めてご紹介しますが、失敗の数だけ気づきがあったとも感じています。
3次元化は、まだ途中です。
加納
3次元モデルを使ったのに、何も決まらなかった打合せ
3次元モデルを使って打合せをしたのに、終わってみると何も決まっていなかった。
そんな経験がありました。
打合せの場では、「すごいですね」「こんな感じですね」といった反応があり、イメージ自体は十分に共有できていました。
発注者も完成形の雰囲気をつかんでくれていたと思います。
それでも、打合せが終わったとき、具体的に決まったことは何もありませんでした。
3Dモデルは、見せるだけでも場が成立してしまいます。
モデルを回転させながら、「ここがこうなります」と説明する。
それだけでも伝わったように感じます。実際、理解もしてもらえます。
しかし、そこで満足してしまうと、打合せは「分かった」で終わってしまいます。
3Dモデルを本当に活かすには、「見せる道具」ではなく「決める道具」として使う必要があります。
そのためには、モデルそのものよりも、打合せの設計が重要です。
たとえば、
・断面を示して寸法や規格を確認する。
・複数案を並べて比較し、どれを採用するか選んでもらう。
・チェックリストを用意して、項目ごとに合意を取る。
こうした準備があってはじめて、打合せは前に進みます。
「3Dにすれば打合せが具体的になる」と言われることがあります。
それは間違いではありませんが、3Dモデルがあるだけでは、打合せは具体化しません。
何を決める場なのかを明確にし、そのための資料や進め方を用意しておくことが必要です。








